ごみしょり場の見学(ささゆりクリーンパーク)
施設見学に出発!
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ささゆりクリーンパークの見学
みなさんの家や学校から出るごみの処理(しょり)をしている「ささゆりクリーンパーク」を見学してみましょう。
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入口、総合受付
ここがささゆりクリーンパークの見学施設(しせつ)「エコサイクルプラザ」です。土曜日や日曜日でも自由に見学ができます。見学や工作のしたい人は入口の総合受付(そうごううけつけ)でもうしこんでくださいね。
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エコドーム
えんとつのような形をしている建物は「エコドーム」です。中の通路をぐるぐると登りながら、ごみの歴史(れきし)やリサイクルなどについて、勉強することができます。
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スカイウォーカー
ささゆりクリーンパークにごみを運んでくる、10の市町村(しちょうそん)を、鳥になった気分でさんさくできます。
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中央制御室
可燃ごみ処理施設(かねんごみしょりしせつ)全体を、コンピュータやテレビカメラで24時間動かしている部屋です。前のテレビ画面のえいぞうは、ごみがもえて850℃から950℃になっているしょうきゃくろの中のようすです。
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計量棟
横にのびた屋根の建物は、ごみを運んできたパッカー車の重さを計る場所です。30トンまで量れるハカリが2つあり、体重が30kgの子だったら、1,000人まで一度に量れます。ハカリが2つあるのは、入る時の重さと出る時の重さを量って、パッカー車がごみをどれだけ運んできたか、調べるためです。
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プラットホーム
パッカー車がごみをおろすところです。ごみをおろすところが4か所あります。また、トラックでごみを運んできた人が、安全にごみをおろせるダンピングボックスが1か所あります。車が出入口に近づくと、とびらが自動で開きます。この時、エアカーテンで風のかべを作って、においが外に出ない工夫がしてあります。
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ごみピット
運ばれてきたごみをためておく場所です。25mプール15はい分の大きさがあります。集められたごみは、クレーンを使って、かきまぜたり、しょうきゃくろへ運びます。
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分析室
この部屋では、ささゆりクリーンパークにどんなごみが運びこまれたか、しょり後の水や灰(はい)の成分が安全かどうかを調べています。
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焼却炉
1日で80トンのごみをもやすことができる焼却炉が3つあり、合計で240トンのごみがもやせます。この焼却炉は、約850℃から950℃でごみをもやしており、スイカやメロンなどの生ごみでも、もやすことができます。高い温度でごみをもやすと、ダイオキシン類の発生をおさえることができます。
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ボイラ
ボイラという機械の中で、水を使って、850℃から950℃になった高い温度のガスを冷やしています。この時に水が蒸気(じょうき:お湯から出る湯気)になります。
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蒸気タービン発電機
ボイラーでつくられた蒸気(じょうき:お湯から出る湯気)を、この機械の中に送りこむと、電気を作ることができます。作った電気は、機械を動かすためのエネルギーとして使い、あまった分は売っています。
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不燃ごみピット
もえないごみや大きなごみをためておく場所です。ガスが残っているスプレーかんや、機械がこわれるようなごみが入ってないか、ひとつひとつ調べてから、このピットに入れます。ピットのごみは、大きなクレーンでつかんで、コンベアに運びます。
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破砕機
粗大(そだい)ごみや、もえないごみは、リサイクルしたり、もやしやすくするために、破砕機を使って、小さくします。ここでは、もけいを使って、仕組みをしょうかいします。
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選別機
細かく小さくなったごみは、選別機を使って、鉄アルミを、しげんとして取り出しています。ごみをリサイクルするために分ける仕組みを、もけいを使ってしょうかいします。
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びんカレット
ささゆりに持ちこまれたびんは、無色(とうめい)、茶色、その他色の3種類に分けられます。びんの色分けは、機械ではできないので、人の目で色をかくにんして、人の手で分けています。分けたびんは、再資源化工場(さいしげんかこうじょう)に運ばれて、新しく作るびんやガラスせいひんの材料として、リサイクルされています。
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いかがでしたか?
ささゆりクリーンパークでは、しせつの見学だけでなく、リサイクル工作体験もできます。みなさんも、ぜひ一度、遊びに来てくださいね。